偏頭痛が続くときは何科?脳神経外科の受診目安とMRI検査片頭痛の症状・受診のタイミング・検査について解説
偏頭痛(片頭痛)が何度も起こる、頭痛がなかなか治まらない、市販の頭痛薬を飲んでも改善しない。このような症状が続くと、「何科を受診すればよいのだろう」「MRI検査を受けたほうがよいのだろう」と悩む方もいるのではないでしょうか。
頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛など、さまざまな種類があります。一方で、頭痛の原因によっては、早急な医療機関への受診が必要な場合もあります。症状の特徴や経過を確認し、適切な診察を受けることが大切です。
この記事では、偏頭痛が続くときの受診先や受診を検討したい症状、MRI検査の役割について解説します。
この記事でわかること
- 偏頭痛が続くときに相談したい診療科
- 医療機関への受診を検討したい頭痛の特徴
- 頭痛でMRI検査を受ける目的と必要性
- 受診前に整理しておきたい症状のポイント
偏頭痛が続くときは何科を受診すればよい?
偏頭痛が繰り返し起こる場合は、頭痛の診療に対応している医療機関への相談を検討しましょう。脳神経外科や脳神経内科、頭痛外来などが相談先の候補になります。受診先を選ぶ際は、頭痛の診察や必要な検査に対応しているかを確認することが大切です。
脳神経外科で相談できること
脳神経外科では、頭痛の症状や発症したタイミング、痛みの強さ、ほかに現れている症状などを確認し、必要に応じて画像検査などを検討します。頭痛の原因を評価するうえで、脳の病気が関係していないかを確認することも重要です。
ただし、すべての頭痛にMRI検査が必要というわけではありません。診察で症状や経過を確認したうえで、検査の必要性を判断します。
偏頭痛(片頭痛)に見られる症状と特徴
片頭痛は、頭の片側または両側にズキズキとした痛みが起こる頭痛です。体を動かすと痛みが強くなったり、吐き気を伴ったりすることがあります。光や音に敏感になる方もいます。
症状の現れ方には個人差があり、毎回同じような痛みが起こる方もいれば、頭痛の強さや持続時間が変わる方もいます。頭痛が繰り返される場合は、痛みの特徴や頻度を把握しておくと、診察時に症状を伝えやすくなります。
片頭痛で見られることがある症状
- ズキズキと脈打つような頭痛
- 体を動かすと痛みが強くなる
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 光や音、においが気になる
- 頭痛の前に視界の変化などが現れることがある
これらの症状があるからといって、必ず片頭痛だと判断できるわけではありません。初めて経験する頭痛や、以前と様子が違う頭痛では、自己判断せず医療機関に相談しましょう。
こんな頭痛は医療機関への相談を検討しましょう
繰り返す頭痛だけでなく、痛みの現れ方や一緒に起こる症状にも注意が必要です。特に、これまで経験したことのない頭痛や、急激に強くなった頭痛などは、重大な病気が関係している可能性があります。
【重要】すぐに救急受診が必要な場合があります
次のような症状がある場合は、通常の外来予約を待たず、救急車を呼ぶことも含めて速やかに救急医療につなげてください。
- 突然起こった、経験したことのない激しい頭痛
- 手足の麻痺やしびれ、言葉の出にくさ
- 意識がもうろうとする、呼びかけへの反応がおかしい
- 頭痛に加えて、急な視力・視野の異常が現れた
また、頭痛の頻度が増えている、市販薬を飲む回数が増えている、頭痛が長く続くといった場合も、医療機関への相談を検討しましょう。症状の経過を確認することで、適切な検査や治療を考える手がかりになります。
偏頭痛でMRI検査は必要?
MRI検査は、磁気を利用して脳などの内部を画像化する検査です。頭痛の原因を調べる際に、脳の構造に異常がないかを確認する目的で用いられることがあります。
ただし、片頭痛が疑われる方すべてにMRI検査が必要なわけではありません。頭痛の症状や診察所見、発症の経過などを踏まえ、医師が検査の必要性を判断します。
MRI検査を検討する際に確認したいこと
- 頭痛がいつから始まり、どのように変化しているか
- 今までに経験した頭痛と同じか、違いがあるか
- 手足のしびれや視覚の変化など、ほかの症状があるか
- 診察の結果、画像検査が必要と考えられるか
MRI検査だけで、すべての頭痛の原因が判明するわけではありません。検査が必要かどうかは、症状や診察内容に応じて判断することが大切です。
受診前に整理しておきたいポイント
診察では、頭痛の症状や経過について確認します。受診前に以下の項目を振り返っておくと、医師に状況を伝えやすくなります。
- いつから頭痛が始まったか
- 痛む場所や痛みの強さ
- どのくらいの頻度で起こるか、何時間ほど続くか
- 吐き気や光・音への過敏さなど、ほかの症状があるか
- 服用している薬と、その効果
頭痛が起こった日時や症状をメモしておくことも役立ちます。ただし、突然の激しい頭痛や麻痺などの緊急性が疑われる症状がある場合は、記録や予約よりも救急受診を優先してください。
偏頭痛に関するよくある質問
Q. 偏頭痛が続く場合は何科に行けばよいですか?
脳神経外科、脳神経内科、頭痛外来などが相談先の候補です。頭痛の診療に対応しているかを確認し、症状や経過を医師に伝えましょう。
Q. 偏頭痛があれば必ずMRI検査が必要ですか?
必ずしも必要ではありません。症状や診察所見などを踏まえ、医師が検査の必要性を判断します。
Q. 市販の頭痛薬が効かないときはどうすればよいですか?
頭痛が改善しない、頻度が増えている、薬を飲む回数が増えている場合は、医療機関に相談しましょう。薬の使用状況も診察時に伝えてください。
Q. 頭痛が何日も続く場合は受診したほうがよいですか?
頭痛が長引く場合や、普段と症状が違う場合は医療機関に相談してください。突然の激しい頭痛や麻痺、意識の異常などがある場合は、速やかに救急医療につなげてください。
Q. MRI検査を受けたい場合、直接予約できますか?
検査の実施方法や予約手順は医療機関によって異なります。受診や検査を希望する場合は、クリニックの公式案内で予約方法をご確認ください。
まとめ|偏頭痛が続くときは症状に応じた受診を
偏頭痛が繰り返し起こる場合や、市販薬を飲んでも改善しない場合は、脳神経外科・脳神経内科・頭痛外来などへの相談を検討しましょう。診察では、頭痛の特徴や経過を確認し、必要に応じてMRI検査などを検討します。
すべての頭痛にMRI検査が必要なわけではありませんが、突然の激しい頭痛や手足の麻痺、言葉の出にくさ、意識の異常などがある場合は、緊急の対応が必要です。いつもの頭痛と違うと感じたときも、自己判断せず医療機関に相談してください。
※本記事は頭痛に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状が気になる場合は医療機関にご相談ください。





